八塩折の酒 八醞の酒 

~と記紀には書いてあるようです 

 

 

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何度も繰り返して

(かも)した芳醇な酒という意味らしいのですが 

どんな味なんでしょう?! 

   

何度も精製してるから

かなり度数が上がって

八岐大蛇もすぐに泥酔状態になったのか? 

 

でも~そうすると

石見神楽での八岐大蛇との大立ち回りは

なかったということになる訳で 

 

実際 何回も精製すると度数が上がるのか?

~というと お酒を研究している方にきくと 

どうも そうではないらしい 

 

そして むかしのお酒というのは

甘酒とはいかないまでも 非常に甘かったらしい 

   

~という訳で 

どうやら 八塩折の酒を呑んでも

酩酊状態には ならなかったと思われ 

スサノウが八岐大蛇との激闘の末に

草薙の剣を

オロチの中から発見することになるのであります

 

 

 

「古代出雲の酒と宴」より