荒神谷から、
昭和59年に 358本の 銅剣 が 発見された。
その当時、銅剣の保存にたずさわった方の
話を聞く機会があった
発掘されたとき、
銅剣は、ビスケットを水で浸した 状態 と表現されるほど
ぼろぼろの状態だったらしい
少しの振動、触れただけで 崩れるという 有様だった。
まず、遺跡から保存のために一本ずつ切り取る作業
足場を組んで、腹ばいになって
真夏のさなか 大変な作業
樹脂とガーゼで補強して切り出した。
そして、一本づつ 保存修理
レントゲンで見ると
芯の部分以外は さびに侵食されている状態
修復に 九年も かかった
計算(笑) してみると、
9年×200日÷358本=約5日
ということになり、納得!
暦博 の建物はとっくに出来てるんですが
どうして、すぐ開館しないの?
という疑問があったのですが、解けました。
建物から出る ガス、 水分 のため
二夏 越させるのが 常識らしいのです。
納得!
それにしても大変なご苦労、そして
慎重に保存されるのですね。
古代のロマンの解明、興味津々で~す。